日本は四季の国と言われたりしますが、
実際、世界には同じように四季がある国はあります!
ですが、日本のような「四季」という考え方は少ないようです。気候の変化がはっきりしていて、四季の変化を楽しむことは日本人ならではなのかもしれません!!
四季によって、髪の様々な悩みもでてくると思います。
今回は、季節によって髪に起こるダメージや悩みの原因を知る事で、四季の変化で自分の髪で悩むことがなくなるように前もってできる対策もお伝えしていきます!!!
【まずは、桜の季節の春から☆】
4月は、気温の変化や新生活が始まって生活環境が変わる事も多く、この時期は自律神経にストレスがかかることで免疫力が弱まってしまい、肌荒れや頭皮環境も悪くなりがちです。場合によっては、抜け毛を引き起こす原因になる可能性もあります。
そんな春ならではのお悩みの対策としては、何よりもまず、免疫力を高めることが重要です◎
"内側”からのケアは、免疫力を高め、負担がかかっている細胞の修復にも有効なビタミンCを積極的に摂取するのが有効的です!
20代以上の男女が摂取するべきビタミンCの1日の量はレモン5個分とされています!
あくまでも最低摂取量なので、風邪気味の時には、レモン5個以上の摂取を目標とするほうがいいでしょう!
しかし、レモン5個分を1日に摂取するのは厳しいと思います。他にもグレープフルーツ・キウイ・イチゴ・ブロッコリー・ホウレン草・ジャガイモにもビタミンCは多く含まれているので、様々な食材から摂取するのが良さそうです!ビタミンCは水溶性なので、摂取しすぎても副作用の心配はほぼありません。
“外側”からのケアは、地肌への過剰な刺激を避けるのがポイントです!!シャンプーは洗浄力の強いものはできるだけ避けて、肌に優しいシャンプーを使用する方が免疫力の低下している時期はベストです。そして、抜け毛対策としては育毛剤などを使い始めるのにも春の時期はいいでしょう。外側からもケアをしてあげることはやはり必要です!!
続いて、
【湿度の高~いあつ~い日本の夏☆】
湿度の高いジメッとした日本の夏は、つい冷房にあたりすぎてしまい、肌が乾燥しやすくなり頭皮や髪には良くありません。そして夏バテになってしまう人も多いはず。そして、強い紫外線によって免疫力が低下してしまう可能性もあります。夏バテになり食欲が落ちることで、髪まで十分な栄養が行き渡らず、抜け毛・薄毛の原因になる恐れがあるのです。
さらにプールに海水浴にと、夏ならではのレジャーが大好きな方もご用心を!!塩素や塩分と強い紫外線の組み合わせは髪も頭皮もダメージを受けやすく、活性酸素が発生してしまい、頭皮の環境が悪くなり髪も錆びてしまうと言われています!!
そんなどうしようもない夏のお悩み対策としては、いつもよりも丁寧なケアが重要です◎
“内側”からのケアは疲労回復を助けるβカロテン、ビタミンCなどの抗酸化成分がたくさん入っている夏野菜のゴーヤやかぼちゃななどを積極的に摂取するのがオススメです。
毎日継続して摂取するのがポイントで、βカロテンもビタミンCと同様に、たくさん摂取しても身体に悪影響はないと言われています!!
“外側”からのケアは部屋の中にいる場合は、クーラーはほどほどの温度に設定して、こまめに換気するのがポイントです!そうする事で、乾燥してしまうのを防げます!
そして、レジャーなど外で過ごす場合は、紫外線対策が重要です!
プールの塩素剤には、キューティクルを壊す成分が含まれています。そして、プールよりさらに注意が必要なのは海水浴です。海水は弱アルカリ性なので、髪へのダメージはもちろん、プラスで紫外線により頭皮もダメージを受けやすく、まさにダブルパンチ状態です。紫外線と水が反応してヒドロキシラジカルという活性酸素が発生する事で、頭皮も髪も錆びてしまうのです!!!
なので、プールや海水浴の後はできる限りすぐにシャワーでよく洗い流し、シャンプーで丁寧に2度洗いし、しっかりと塩素や海水をキレイに洗い、トリートメントでダメージ補修をしましょう。
そして、抜け毛のケアとしてはしっかりと頭皮の保湿ケアが必要になるので、頭皮用のトリートメントを使用したり、ヘッドスパをおすすめします。
お肌の日焼け対策は万全でも、髪の紫外線対策はつい忘れがち、、、?髪は顔の約3倍の紫外線を浴びるといわれています。帽子や日傘などで髪も守ってあげるのも対策としては重要ですね!日焼け止め効果のある洗い流さないトリートメントや髪にも付けれる日焼け止めスプレーを使用するのも効果的です。
季節は巡り、【秋といえば、、読書の秋☆】
秋も春と同様に抜け毛の悩みが多い季節です。?夏の疲れや、紫外線によるダメージのツケが秋の時期に頭皮や髪に現れやすい時期でもあります。なので、異常な抜け毛や薄毛が気になる季節です。
そんな秋のお悩み対策としては、この後に生えてくる頭皮の環境を整えることが1番です◎
“内側”からのケアは、育毛を助ける働きが高い亜鉛が多く含まれている、牡蠣やするめを積極的に摂取するのがオススメです。牡蠣は6個食べるだけで1日分の必要な亜鉛を満たしてくれます!!ほかにもビタミンEが多く含まれているアーモンドやカボチャも積極的に摂取するのも有効です。
そして、生活習慣としては睡眠を十分とることが重要です。寝苦しかった夏と違い、秋は暑すぎず寒すぎず、快適に眠りやすい時期なので、こんな時こそ早寝をして、夏から引きずった疲れや生活習慣の乱れを正して内側から健康を保つのも重要です。のちの薄毛・抜け毛の改善にも、いい影響を与える効果が期待できます。?
“外側”からのケアは、まずはシャンプーです。
夏の暑い時期に、皮脂などの汚れを落とす洗浄重視のものを使っている場合は、保湿重視のシャンプーに秋の時期から切り替えるようにしましょう。秋から冬にかけては、空気が乾燥し、肌の保水力が低下してしまいます。頭皮も乾燥してしまい負担も増えるので、シャンプーでしっかりケアできるようにしましょう。
そして、新しく生えてくる髪のための土台づくりとして頭皮のケアは重要です。頭皮用のトリートメントはもちろん、頭皮用の化粧水や育毛剤は継続して使うようにしましょう。まだ使ったことのない方はこの時期からスタートしてみることをオススメします。シャンプーの後に、頭皮用の化粧水や育毛剤をつけて、頭皮マッサージも行うとより効果的です!!朝晩は冷える季節なので、血行促進させるためにも頭皮マッサージは意識的にできると良いでしょう。
そして、【乾燥が気になる季節の冬☆】
冬は空気が乾燥するため、静電気が起きやすくなり生活の中でも、バチっと痛い思いをすることも多いはず。
そして、空気の乾燥に加えて、室内では暖房を入れるために、肌のみならず頭皮や髪が乾燥しやすくなります。頭皮の乾燥はフケの原因になり、痒みを引き起こしたりもします。頭皮の乾燥から髪にも栄養が行きにくくなり、水分不足に陥った髪はダメージを受けやすい状態になります。
そんな冬のお悩み解決には、保湿と血行促進がカギになります!
“内側”からのケアとして、
ビタミンとミネラルが豊富である緑黄色野菜で、βカロテンが多く含まれているほうれん草は美容・健康の為には1日一房食べても食べ過ぎじゃないくらい栄養価の高い食材です。
他にも、身体を温める食材を摂ることも冬の時期は必要です! ネギ特有の辛味成分のアリシンには血行をよくし、身体を温める作用があります。葉の部分にはカロチンやビタミンCが含まれていて風邪の予防にもなります。
“外側”からのケアは、ヘアブラシはプラスチック製だと静電気が起きやすいので、
木製など自然素材のものを使用するといいでしょう。?また、洗い流さないトリー
トメントなどはオイルタイプで保湿をしてあげることで、髪の静電気を抑える働
きがあります。
秋から続き、冬場の薄毛・抜け毛対策も、やはり保湿が必要です。まず、室内は加湿器で湿度を50%前後に保つようにしましょう。そして、髪が乾燥しやすい場合は、出かける前などに少量のオイルで保湿するのもオススメです。シャンプーは保湿重視のものを使い、頭皮をケアできるようにしましょう。
保湿ケアができたら、次に取り組みたいのは頭皮の血行促進です。特に寒い冬は、頭皮も冷やされて血行が悪くなり、頭皮に栄養が行きにくくなっています。 頭皮マッサージはもちろんのこと、散歩やウォーキング、ジョギングなどの軽い運動をして、身体全体の血行を良くするのも効果的です!!
いかがでしょうか??
このように、日本の四季の変化によって、お悩みは常に変化していきますよね。
それに応じた内側からのケアと外側からのケアを、前もって行うことができればお悩みも解決しますし、無くなるかもしれません。
これからの季節は、夏に向けて、出来ることからはじめていきましょう!!