こんにちは。
神戸の”Ca livio HAIR”と”LeAby Calivio”という、髪のケアに特化したヘアサロンです。
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さて早速ですが、一昨年くらいから世間で話題になっている「髪質改善」や「酸熱トリートメント」っていうトリートメントはお聞きになったことはありますか?


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ちょっとややこしいですが、「酸熱トリートメント」や「髪質改善」は同じものだと思ってもらって大丈夫です。 ※厳密には色々ありますが、ここでは総称して「髪質改善」という名前ですすみます。

今日はそんな話題の「髪質改善」。

まず始めにこれだけは言わせて下さい。 「髪質改善」ってトリートメントではありません。 ※「酸熱トリートメント」も。

で、さらに言わせて頂くと「髪質改善」は髪が痛みます。

え? トリートメントなのに痛むの?トリートメントじゃないの? そんなお話の今日のブログは長いですぞ。

 

トリートメントって何?

 

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トリートメントは手当ての意。

傷んだ髪を回復させ,健康なヘアに戻す手入れ法。

ヘアケア法のなかでも,ダメージヘアの回復に重点を置いた手入れ法を指すことが多い。

蛋白質と油分を含むトリートメント剤を髪につけ,しばらく放置するか蒸しタオルなどを巻いて浸透させ,洗い流すのが一般的な手入れ法である。髪だけでなく,頭皮にも潤いを与える効果がある。

抜け毛の対策としては,頭皮 (スキャルプ) の代謝を促すことが重要になり,スキャルプトリートメントが行なわれる。これは,頭皮にスチーマーを当てたり,マッサージをするなどの物理的方法と,スキャルプトリートメント剤,ヘアクリーム,ヘアトニックを使用するなどの薬理学的方法とをミックスして総合的に行なうことが多い。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

 

ここで書かれているように、本来トリートメントって「健康なヘアに戻す手入れ方」って定義されています。 だから”髪質改善”って表記なのに、 それが髪が健康になる!髪が蘇る!ってひとり歩きしちゃっています。

髪質改善って工程にもよりますが、従来のトリートメントの様に髪に栄養分を入れたり補修したりっていうものとは全く別物なんです。

うちのサロンでも使っているプレミアムケアブランドのAujua。Aujuaについてはこちら

これなんかはお悩みに合わせてプログラムを組んで、髪に栄養分がゆき渡るように、導入経路を開いたり、必要な栄養分を補ったり、保湿したり。

まさに上に定義されているトリートメントなんです。
でもね、何度も言います。
髪質改善は髪が痛みます!

 

上に定義してあるようなトリートメントとは全く別のものだと思ってください。 これって実は美容師さんも知らなかったり、勘違いしてたりする人がめちゃんこ多いので、そういう美容師さんに騙されないでください。

騙すって言葉は人聞き悪いですが、勉強をしっかりやっている美容師さんじゃないと扱うのってめちゃんこリスキーなんですよ。

今までのトリートメントってプラスはあってもマイナスはないですから、失敗ってないじゃないですか。 そんなに効果は出なかったってのはあるかもですけど

でも髪質改善は痛むって言いましたよね? マイナス要素があるので危険だって事。
何度も何度も言います。 髪質改善は今までのトリートメントとは全く違い、髪が痛みます。

じゃぁ、当然Ca livioやLeAは「髪質改善」を否定してるのでやってないでしょうね?

こんな声が聞こえてきそうなので言っときます。
それがね、やります、やってるんです。

え?!

どうして髪が痛むって言ってる髪質改善をやっているかは次の項でご説明します。

髪質改善の勘違い

さて上にも書きましたが髪質改善って勘違いしてらっしゃる方が多い。

従来のトリートメントじゃないって事も散々書きました。

髪が痛むってこともね。 では、そんな痛むメニューをなんでやってるの?って事。 もちろんすべてのお客様には施術もしないし、提案もしないですよ。
でも必要な方にはめちゃんこバッチリはまるんです。

でも痛みます。 ここが大切。 少し例え話をさせて下さい。

くせ毛で広がって扱いにくい髪をされた女性がいたとします。

その方は、髪の広がりやウネリがコンプレックスでした。

どうにかこの収まりの悪い髪が収まってくれないものかと。いつも行く美容室の担当の美容師さんに相談したところ、髪の広がりを収まりやすくしてくれるシャンプーとトリートメントを提案してもらいました。

ついにこれでこの収まりの悪い髪ともおさらばできる!
その女性はルンルン気分で美容師さんに教えてもらった通り、家でシャンプーとトリートメントを丁寧に丁寧に行いました。すっきり洗いあがった髪は、トリートメントの効果もありスベスベのさらさらです。

なめらかで柔らかく、これで遂に長年思い悩んだくせ毛も安室ちゃんみたいな例えが古いつや髪になる!さぁ寝る前に美容師さんからもちゃんと乾かすように言われていたし、ちゃんと乾かそう。

ブオ~~~

さぁなんという事でしょう。さっきまで潤いがあり滑らかだった髪がみるみる広がっていくではありませんか。

トリートメントをしたので、心持ちいつもよりは落ち着いているかもしれませんが安室ちゃんには程遠い。

その女性は「おい!金返せ!」心の中で叫び絶望しました。

チャンチャン。

ってかなり誇張して例えさせて頂きましたが次の例え話。

くせ毛で広がって扱いにくい髪をされた女性がいたとします。

その方は、髪の広がりやウネリがコンプレックスでした。

どうにかこの収まりの悪い髪が収まってくれないものかと。
〜ここまでは一緒〜

いつも行く美容室の担当の美容師さんに相談したところ、それだったら「縮毛矯正のストレートパーマしませんか?ストレートパーマなので、多少のダメージは出ますがクセをしっかり伸ばして扱いやすい髪にしましょう」女性は髪にダメージが出ることに躊躇はしましたが、美容師さんからこう言われ決心しました。

「ストレートパーマでのダメージは否めませんが、日々のブローから解放され見た目や仕上がりはツルツルになるから大丈夫!安心して!」髪にはアルカリ性の薬剤を塗布し、髪を軟化させていきます。

やっと軟化が終わったと思ったら、今度は乾かしてストレートアイロンの熱で伸ばしていきます。

髪からは湯気もたっているように見える。痛みそう。
不安。。大丈夫かな・・・。

そんな心配をよそに、施術はすすみ最後の薬剤を流し終えて、美容師さんが髪を乾かします。女性は自分の髪をみてびっくりです。

いままで乾かすとどんどん広がってゴワツイテいた髪がまるで安室ちゃんのようです。しつこい美容師さんは言いました。

「ご自宅でもシャンプー後に乾かすだけでこうなりますからね!その代わり、見た目はきれいになっていますがダメージは受けています。ご自宅でもしっかりと保湿のトリートメントをしてくださいね!」

女性は長年思い悩んだくせ毛から解放された気持ちになりました。

毎日、ちゃんとケアしてきれいな髪を保とう!チャンチャン。

めちゃめちゃ誇張した物語なので語弊はありますが、どっちが女性はハッピーになりましたか?

A. 髪にダメージは受けなかったけどあまり効果が出ない
B. 多少のダメージは出たけどサラサラになった

私なら断然Bだと思います。 何が言いたいの?
そうなんです!なにが?

ここではストレートパーマとしてお話を書かせて頂きましたが、髪質改善ってケアっていうよりも処理に近いんです。

もちろん従来型のトリートメントと並行して施術したりホームケアも頑張って頂きたいところですが、髪を扱いやすくしたりするための必要悪だと思ってください。 これが痛むけどやってますっていう事なのですね。

ただ残念なことにここの理屈がお分かりにならずにサロンで髪質改善=トリートメントって思って施術してしまっている美容師さんの多い事、多い事。

髪質改善は髪に負担をかけます。 でもその事をしっかりと理解した上で、必要な処理として施術する。

同時にしっかりと栄養分も補給して、髪のケアに努める。 ここがとっても大切なのです。

どんな髪もキレイの生まれ変わる?

先にも書きましたが、髪が生まれ変わる事はありません。

でも適切な髪質改善処理を行う事で、扱いやすく綺麗な見た目を作ることは可能です。 ただし、どんな髪にもって訳でもありません。
大雑把ですが、この3パターンに分けさせて頂くと。

×・チリチリくせ毛や強い捻転毛のくせ毛の方
まず、チリチリくせ毛や強い捻転毛のくせ毛の方。
この方は、髪質改善の前にストレートパーマをしましょう。 そっちの方が絶対にクセも伸びますし、綺麗になります。 ただしこのストレートパーマの工程の中に髪質改善を組み込むことは可能です。 が、あくまでストレートパーマの補助です。 ストレートパーマの土台を借りての施術が理想的です。

・猫っ毛でコシが無い方
次に猫っ毛でコシが無い方。 微妙な所です。後で書きますが、髪質改善って「酸」を使うのですが、髪が細すぎると酸が効きすぎて、髪を必要以上に収斂させてしまう可能性があります。 その為、もし猫っ毛の方が施術をされるなら同じ酸でも違う種類の酸で施術する方が髪の合う可能性がありますね。 これはあくまで一般論なので、実際には髪を見させて頂いた上での判断になります。

・普通毛〜硬毛で大きなウネリのクセや、ダメージのせいでゴワツキを感じる方
こんな方は一度試してみる価値はあるかもしれません。 LeA / Ca livioの髪質改善は先ほど少し触れた「酸」と併せて、栄養補給も行いながら施術しますのでなんとも言えない潤いと艶が得られます。

実際髪質改善ってどんな処理?

先ほどから何度も書いていますが、髪質改善は綺麗になるけど痛みます。

またどんな髪質の方でも会うのかと言うと実はそうではなくて、合う方、合わない方がおられます。

合わない方は絶対施術したらダメです。

逆に合う方は一度お試しいただくのも良いと思います。

では実際に髪質改善ってどんな事をしたり髪にどのような変化が生まれているかについて少し触れてみたいと思います。
注)少し専門的な事も記載しますので、表現や記述に曖昧な表現を用います。

まず、先ほど少し触れましたが、髪質改善は「酸」を用いて施術することが一般的です。

酸の力を借りて髪を架橋していくのです。 このあたりを少し触れますね。

酸と言っても世の中にはたくさんの酸がありますね。
・人間には欠かすことができないアミノ酸
・レモンとかの酸っぱい成分ビタミンCでもあるアスコルビン酸
・ちょっと怖い感じがする硫酸
・美味しい成分たっぷりのイノシン酸・グルタミン酸・グアニル酸

一概に酸と言っても世の中には様々な酸があります。 食べても大丈夫な酸から、皮膚につくだけで大火傷する酸までまさに多種多様です。

全部の酸をご紹介はできませんし、当店で使っている酸も企業秘密もございますが、まず髪質改善で一番基本になっている酸、それがグリオキシル酸です。

全く聞いた事無い方が大多数では無いでしょうか? 今世の中に様々なメーカーから発売している「髪質改善」はどのメーカーから出ているものでも、ほぼ全てこのグリオキシル酸が基本になっていると言って間違いは無いと思います。

資生堂 サブリミック

ハホニコ KERATEX®MENT

サイエンスアクア 美髪チャージ

資生堂 サブリミック

などなど。 他にも色々なメーカーさんがありますが、有名どころはこんな所では無いでしょうか?
※ちなみにうちが使っているのは上記ではありません。(内緒)

さてうちが使っているのは上にはありませんが主となっている成分が「グリオキシル酸」であることは同じです。

グリオキシル酸

Glyoxylic_acid

全く意味わかんないですよね。
でもグリオキシル酸ってこれなんです。 このグリオキシル酸。
昔、理科の授業とかでpH(ペーハー)って習ったと思うのですが、グリオキシル酸ってメチャクチャ強い酸です。

中性がpH7.0って覚えていますか? 数字が大きくなればアルカリ性で小さくなると酸性なんですが、このグリオキシル酸のpHはズバリpH0.8です。

この数字ってびっくりですよ。 硫酸とほぼ同じくらいのpHですから。
※酸度は違うので髪は溶けませんww

これくらいの強酸ですから取り扱いがめっちゃムズイ。
危ないし。
収斂力も半端ないです。

だから上に上げた各メーカーさんの商材は、「モノエタノールアミン」とか「トリエタノールアミン」とかって言うアンモニア混ぜてぜてpH4くらいまでに上げてるんですけどね。

でもこのアミン系のアンモニアは髪に残留しちゃうんで、髪を更に痛める要素が増えちゃう。

また、アミン系のアンモニアって、アンモニア特有の刺激的な臭いが弱いのでしないので、サロンワークとしてはめっちゃええんですけど、
臭いがしない→揮発しない→髪にとどまる→痛みの進行が持続する
ほら、嫌でしょ。

アミン系じゃなくてアンモニアなら臭いが結構するのでサロンワーク中(施術中)、臭い!!
でもね、
臭い→揮発している→残留しにくい→傷みは最小限
って感じになります。

だからウチは出来る限りアミン系は使いたく無い。アンモニアは臭いけど。
臭いのは鼻をつまんで、その時我慢すればいいだけですから。

また、ここで大人の事情が、ここが大人なんですね。 権利があったり、特許があったりだとかで商材の価格がすっごく上がっちゃう。

大人の事情で割愛。知りたい方はお店でお話は出来ます(笑)

だから一般的なサロンの髪質改善のメニューって馬鹿高いんですよ。
うちのLeAなんて基本は「インクルーシブ」でカラーとかの料金内でやっちゃったりしますもん。

ただ、大人の事情差し引いてもグリオキシル酸の原料価格ってただでさえメチャ高いんですよね。

もちろん髪質改善自体、作業工程が複雑なのと、本来は知識とテクニックが相応に必要なのでその分も加味しての価格設定になりますが、そもそも商材の仕入れ価が高いと自ずとメニューの価格は更に上がりますもんね。

併せて、アミン系の残留するアンモニア使うと、髪に負担はかかるし良い事が無い。
だからウチはあえて上記メーカーさんの商材は使いません。

グリオキシル酸を使う時にはやはりアルカリの力も欲しいので、そこは企業秘密なテクニックで残留しない施術を心がけています。

 

さて、また脱線しがちなのでグリオキシル酸に話を戻します。

グリオキシル酸は、アルデヒド基とカルボキシル基が….とかって言ってもよくわからなくなるので、わかりやすく超噛み砕いで言うとですね。

このグリオキシル酸ってのは手が二本生えてるんですね。 この二本の手が髪の中で架橋(橋を渡す感じ)を作ってくれるんですね。

本来髪の中にはSS結合って言う元々持っている橋があるのですが、それが歪んで繋がっているから髪が癖でうねったりするんです。

このSS結合を切って再結合させて髪を真っ直ぐにするのがストレートパーマなんですが、それは酸ではなくアルカリを使います。

アルカリ(チオグリコール酸※酸って書いてますけどチオグリはアルカリです)でSS結合の橋を一度切って、過酸化水素(※オキシドールですね。これは酸)で橋を繋ぎ直すんですね。

歪んで橋が立ってるから、それを切って歪んで無い状態で橋を繋ぐって感じ。

でも、このグリオキシル酸ってのは元々ある橋をどうにかするってのでは無くて、

 

新たに髪の中に橋を立てちゃおうぜ!

 

的な感じで思って頂ければOKです。 2本の手で髪の中の右と左でグッっと橋を立てちゃうぜ!的な。

ストレートパーマの場合は元々のものを繋ぎ直すだけなので簡単ですが、グリオキシル酸の場合はそう簡単に定着してくれません。

そこで必要なのが「熱」なんですね。

なんか髪質改善ってサロン施術でストレートアイロンで艶々に仕上げているイメージあるじゃないですか?
あれってアイロンで艶々だぜ!って為にやっているのでは無く、グリオキシル酸を定着させる為にやっているんですね。

あれがないと定着しませんから。
実は、グリ架橋の完全固着って不可逆的で絶対外れないので、綺麗に歪みを補正して作った架橋は永遠です。

でもね、髪の中では完全架橋させることはできないんです。

え? 不可逆じゃないの?

うん。不可逆なのは嘘じゃないし、架橋は出来なくもない。

でも出来ないんです。 グリオキシル酸を完全に架橋させるには熱が必要だと先に書きましたが、この熱が問題。
230度+30分これで不可逆な完全架橋が完成します。

 

これ条件です。
はい。そもそも美容室には230度まで上がる熱源がありません。

ストレートアイロンでもせいぜい180度くらい。

なんでそれ以上の熱源が無いって?
元々髪ってケラチンって言うタンパク質で出来ているのですが、タンパク質って身近なもので例えると、卵の白身。
あのトロ〜リしたあれですね。

タンパク質って80度で凝固が始まりこれもまた不可逆なので、固まったらもう2度と元には戻りません。

髪は純粋なタンパクだけでは無いので、80度では熱変性はしませんが、一般的に言われているのは160度を繰り返し当てるとコルテックス内部の繊維構造が変性し弾力が低下します。

 

さらには200度以上では毛髪自体が壊れます。 お分かり頂けました?

 

なぜ180度以上の熱源が無いかと言うと髪が壊れちゃうから。

さっきも書きましたがグリ架橋の完全定着には230度+30分。

グリ架橋を完全にしようとするとその前に髪が壊れちゃうんです。

 

この表現、めっちゃ怖く無いですか?

 

「髪が痛みます」では無く「髪が壊れます」ですからね。

 

ホンマに壊れます。
治りません。 だから髪質改善って完全じゃ無いんですよね。

うちのサロンでは180度の熱を当てて架橋を促しますが、それでも完全架橋出来ないから徐々に架橋が外れていきます。 それでもこれくらいはいきますよ。

だから定期的なメンテナンスや繰り返しの施術が必要なんですね。

 

ほら。

 

ここまで書いただけでも、髪質改善ってトリートメントじゃ無いでしょ。
髪のタンパクに酸かけて、熱当ててる時点でケアじゃ無いから。

これをわかっていない美容師の多い事、多い事。

実際、この記事を書く為に色々な方のブログを検索して見てみましたが、「グリオキシル酸を使って歪みを!」とか「髪のイオンを整えて!」とか書きながら最後には「だから痛まないんです」とかってみんな書いてる。

 

嘘つくな!傷むよ。髪質改善は。

でも必要悪なダメージなんです。

そんなにバリバリに傷むわけではないですからね(笑)

 

あくまで、ノンダメージってのが嘘だって事をお分かりいただきたいです。

でもね、美容師側がそれを分かってやらないと、そしてお客様にちゃんと理解して頂いた上で施術しないと嘘になります。
ってかお客さん可哀想ですよね。

まぁ嘘って言うより、美容師さんもう少し勉強した方がいいですよって話です。
ウワベの知識は危険です。
またメーカーさんやディーラーさんの表面的なアナウンスだけを信じ込むのも危険なんですね〜。

 

愚痴めいてきましたので、話を戻します。

 

さてこうやって髪の内部に架橋を作るってのが髪質改善の重要な特徴です。
そしてもう一つ架橋を同じくらい大切な処理ってのが
髪を疎水性に変化させるって事。

 

疎水?

平たく言うと、髪が水に馴染みにくくする処理ですね。

疎水の反対は親水といい、髪がふんだんに水分を吸収すると言う事です。

??

髪って乾燥するからパサつくんですよね?
だったら水分ちゃんと吸収した方がええんじゃ無いの?

はいはい。
そうです。そう言う声が聞こえてきます。

 

では聞きます。

髪が水を吸収しやすいって事は、逆に流出しやすいとも言えると思います。
そうなんですね。

吸えば出ます。
逆に疎水になればたくさん入りませんが、出ないって事。

髪を疎水性に変えるって事は、実は乾燥しにくくするって事なんですね。

健康毛って濡らしてビチャビチャにして毛髪内部の水分比率が仮に60%とか70%とかになったとしても、乾いていくでしょ?

髪は呼吸してるんです。(ホンマにはしてませんよ)
空気中に不要な水分は吐き出して、概ね水分量を11%前後を保ちます。

 

疎水になるって事はこれをちゃんと守ってくれるって事。

 

一般的に髪が痛むと疎水から親水に傾きます。すると、ここで必要な水分以上を吐き出してしまって「水分量が低下する」すなわち乾燥するって事なんですね。

 

だから髪質改善って架橋と疎水ってのは切っても切れない大切な要素になります。

 

うちではこの疎水にする為に、他にも複数の酸を用いて疎水力を高めます。
これも企業秘密だけど、フマル酸とかサリチル酸とか色々ね。

また、上に少し書きましたが猫っ毛や軟毛の方にはグリオキシル酸はきつすぎるので、髪の状態見ながらグリコール酸でプチ架橋作ったりもしますね。
この辺はまた違う機会に書ければいいかな?とおもっています。

まとめ

さて、少し愚痴めいた事も書いちゃいましたが。

やはり髪質改善って今までに無かった革新的な魔法の様なモノでは無いって事です。

相当に綺麗にはなります。

でも必要最小限ですが、多少は髪が傷みます。

そして誰にでもマッチングはしません。

 

もっと専門的な事も書ければいいかもですが、そこは私たち美容師が勉強する領域であって皆さんが学ぶべき事では無いと思います。

 

ただ、絶対的に言える事は何度も何度も書いていますが、魔法の様にノンダメージで髪が蘇るって事では無いんです。

 

しっかりとした知識とテクニックを持った美容師が必要に応じて施術する事ができれば最小限のダメージで髪が驚くほど扱いやすくなることには違いはありません。

 

ここ数年、酸熱や髪質改善といった新しいメニューが美容業界で話題にん待っていますが、きっちりとした情報を皆様にお届けする事も美容師の務めだと思います。
もし神戸近郊で髪質改善や酸熱トリートメントに興味がお有りの方はぜひお問い合わせください。

 

どうか、表面的な情報に踊らされすに、綺麗な髪を保ち持続させていきましょう!

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